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学校であったちょっとよさげな話
組合員交遊録
 「親友・心友・信友」
 「専従者の本棚」
日教組教育新聞連載
「学校に行けるようになった先生たち」
教育川柳 by 出水支部
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「学校であったちょっとよさげな話」 

■ちょっとよさげな話・その15 「男子って…」
 ある月曜日、2年生の“まるこめ刈り”男子のおでこに不自然な黒点を発見Σ( ̄□ ̄;)
私「そのおでこ何?」
男子「あぁ〜、これ?くりりん(*^□^*)」

くりりんですか。懐かしいキャラだわ…。数時間後、別の“まるこめ刈り”のこれまた2年生の男子のおでこに黒ペンで書かれた“肉”の文字を発見Σ( ̄□ ̄;)
私「YOUは、もしやキン肉マン?」
男子「わかりますか?」
私「わかります」
男子「なんでぇぇぇ(*_*)」
私「おでこに“肉”と…」
男子「とれてない?」
私「薄く残っています…」
男「(鏡を見ながら)やばい、お母さんに怒られるぅ」
私「仕方ないね。頑張って、怒られてね。先生は楽しんだけど…」

懐かしいキャラを知っているんですね…。
憂鬱な月曜日。でも、ちょっぴり笑える月曜日。
リアル?「くりりん」&「キン肉マン」を目撃。した月曜日(*^□^*)
この子たちに感謝。
ペンネーム:ドラゴンボール

■ちょっとよさげな話・その14 「太宰府天満宮にて…」
 修学旅行の最終日、太宰府天満宮のお守り売り場でのできごとです。
日頃から、私の健康面を気にしている生徒が売り場の巫女さんに『メタボに効くお守りありますか?』と尋ねてくれました。巫女さんは、笑顔で『ありません』と答えてくれました。少し残念に思っていると、その生徒は、私に向かって『先生、メタボのお守りないんだってぇ〜』と大きな声で言いました。一瞬、冷ややかな空気が流れましたが、それを感じ取ったのか巫女さんは、『健康のお守りならありますよ』と生徒に伝えてくれました。仕方なく、健康のお守りを買った私に、巫女さんは笑顔で『いい生徒さんをお持ちですね』と言ってくれました。
健康のお守りと巫女さんの笑顔と、生徒の優しさという収穫の多い修学旅行でした。
ペンネーム:万歩計男

■ちょっとよさげな話・その13 「夢をかなえる象」
 「夢をかなえるゾウ」という本が、今月から、連続ドラマになって放送されています。
 その本の主人公?の“ガネーシャ”(写真みたいなの)が我が校の玄関に飾られています。
以前、校長がインドの日本人学校にいたときに仕入れてきたものらしい…。
 ある日の昼休み、女の子が「先生、この前、習字の小筆をなくしたから、『ガネーシャさま、お願いです。わたしの小筆を見つけてください』って何回もお願いしたら、出てきたよ!ガネーシャって、本当に夢をかなえてくれるんだね!」と教えてくれました。
 そのカワイイお願い(夢)に、ガネーシャも心を動かされたのでしょうね。
 わたしの「宝くじを当ててください」という願いは聞いてもらえるかな…。


ペンネーム:ぞうさん

■ちょっとよさげな話・その12 「アドバイス」
 2学期が始まり、子どもたちも、お疲れの様子。
ある日の昼休み、4年生のNさんが腹痛を訴えて保健室にやって来ました。付き添いのMさんは、保健室の常連さん。痛みをこらえているNさんにMさんが「今日、おうちに帰って、ゆっくり休めば、明日は元気になるよ!明日、学校に来てね!」と、声をかけていました。
いつもは少々頼りないMさんが、ちょっぴりお兄ちゃんに見えたひとコマでした。
ペンネーム:てるてる坊主

■ちょっとよさげな話・その11 「偶然の再会」
 先週は鹿児島で本部の方と飲む機会がありました。天文館をその方と歩いていると、「○○先生!」と自分に呼びかけた青年がいました。私は「△△君?」と尋ねるとその青年は「はい、お久しぶりです」と答えました。それは前任校でたくさんの悪さをして更生施設に送られたこともある教え子でした。
 しばらく立ち話をしたのですが、そこで彼は「あの時先生に怒られたこと、言われ続けたこと、今になって理解できました。あの時はごめんなさい。いつか会って、謝りたかったし、ありがとうって言いたかったから、今日偶然会えて良かったです」と言ってくれたのです。
 その言葉を聞いて、教職員で良かったし、この生徒と会えて良かったと思い、少し勇気をもらった週末でした。
ペンネーム:テキーラ


■ちょっとよさげな話・その10 
 1学期も2ヶ月半が過ぎました。最近、子どもたちも、疲れが溜まりはじめた様子です。そんなある日、低学年の児童が保健室にどっとやって来ました。その中のAさん(女の子)がひとこと。
 「あんべが悪くて、すったいのさん。」
キター!!w(°0°)w…。ステキです!子どもの鹿児島弁。発音もばっちり、おじいちゃん譲り。
 梅雨の憂鬱を吹きとばすある日のひとコマでした。

ペンネーム:てるてる坊主

■ちょっとよさげな話・その9 
別れと出会いの季節…

 離島へ転勤する同僚へ、愛情たっぷりの横断幕を秘密の部屋で作っていると、そこへ数人の子どもたちがやってきてペイントを手伝ってくれました。なかなかの力作が仕上がりそうになった時、子どもたちが、その転勤する同僚に呼ばれました。
私たちは、何も考えずに秘密の部屋≠フ扉を開けたまま作業をしていたのですが、子どもたちは、「〇〇先生にみつかったらヤバイでしょう?」と言って、扉を閉めて何食わぬ顔で去っていきました。
 若干12歳の子どもたちに、感謝したことは言うまでもありません。
 おかげさまで、『初めて見る』横断幕にテレつつも同僚は海のキレイな南の島へ無事旅立つ事が出来ました(^-^)☆
さまざまな想いを抱えて新天地へ赴かれた先生方。くれぐれもお体に気を付けて、子どもたちと共に輝き続けて下さいm(__)m

ペンネーム:ミナゴン

■ちょっとよさげな話・その8 
1年生のAくんが頭痛を訴えて保健室に来ました。

私「しょうじょうは?」
Aくん「幼稚園の時に1枚もらったよ!」
私「えっ!?」

そうです。「しょうじょう=症状」に対し、「しょうじょう=賞状」とAくんは思ったのです。
その時の体温は38.2℃の高熱!

私「冷えピタ貼る?」
Aくん「おうちにゲキレンジャーのゼリーがあるから、それ食べたら元気になるから冷えピタいらない。」

お迎えがくるまでスヤスヤ眠るAくん。
可愛いやら、おかしいやら(^-^)
4月から2年生。素敵なお兄ちゃんになりますように(*^^*)


ペンネーム:ミナゴン

■ちょっとよさげな話・その7 「お別れ会」
今日は、お別れ会の日。

前日、クラスの女の子たちは「先生、明日はちょっと早いけど、その子のためにバレンタインのチョコを持ってきていいですか」と。学校での受け渡しは禁止になったけど、もちろんOKした。

5時間目。その子が来る前に準備。黒板に向き合い、メッセージやイラストをかく子どもたち。楽しそうだけど、何だか寂しそうでもあり・・・。

約束の3時。お別れする子は、久しぶりに学校にやって来た。
ちょっと緊張してる?でも、すでに涙目。

お別れ会が始まった。
みんなからの一言。お互いに照れくさそう。
そして、プレゼント。女の子たちは、チョコと一緒にちゃんと手紙つき。

そして、担任からの話。
話し始めると、家が近くて、よく一緒に登下校してた子が泣き出した。
憎まれ口も叩いたりしてたけど、やっぱり悲しかったんだね。

本人は、一言お礼を言うので精一杯。だから、みんなと握手をさせた。

最後は、1月の歌だった「世界に一つだけの花」を、みんなで歌った。自分も我慢しきれずに涙。

最後の集合写真。目の周りが真っ赤な子どもたち。でも、最後もみんな笑顔で。頑張って笑った。

校門まで見送った。おもいっきり、手を振った。みんな、いい顔してた。

月曜日からは、また7名。
でも、黒板の上に飾ってある写真は8名のまま。
8名は、いつでも笑顔のまま。

                          
ペンネーム:のんおと

■ちょっとよさげな話・その6 「くつ隠し」
 小学校3年生の担任をしていたときのこと。M男さんの保護者から相談が…
「うちの子のくつが、いつも隠されているようなんです。」
詳しく話をきくと、くつ箱の一番上の段に置いてあるはずのM男さんのくつが、下校時刻になると、一番下の段に動かされているとのことでした。子どもの中では、よくある「くつかくし」ですが、隠されたM男さん自身も保護者の方もとても不安そうでした。
早速、学級全体で話し合いを持ち、隠されたM男さんの気持ちを考えるよう、子どもたちに語りました。いつもは、素直に誰がしたのかを話してくれる子どもたちも押し黙り、重苦しい雰囲気が教室中に広がりました。
 しばらくすると、数人の子どもたちが手を上げました。
「私たちも同じことがありました。」
子どもたちの話では、くつの場所が変わっていることが、よくあるとのことでした。とても嫌な空気が教室に広がります。
しかし、私(担任)の中にふとあることが思い浮かびました。
(私)「隠されたくつはいつも同じところにあるの?」
(子どもたち)「いつも自分のくつ箱の上の段にあります」
(私)「…。くつ箱掃除の人、どうやって掃除してるの?」
(くつ箱掃除)「いつも一つずつくつを上にずらして、空いたところを掃除しています。」
(私)「じゃあ、一番上の段のくつはどこにおくの?」
(くつ箱掃除)「一番下の段に置きます。」
その瞬間、教室中が大爆笑に…。そうです。実は、くつかくしでも何でもなく、ただ掃除係が片付けをしていなかっただけだったのです。(子ども)「先生。この20分間は何だったの?」
(私)「いいのよ。この20分間で、安心した子が少なくとも3人はいたんだから。」
その後、残りの25分間はとてもなごやかな雰囲気で授業が進められました。あんなに学級中が緊張し、学級中が一つになって爆笑したのは、初めてだったかもしれません…。


■ちょっとよさげな話・その5 「サッカーの練習」
 入試直前の2月末、中学3年生のある生徒が真剣な顔で「先生、クラスマッチのサッカーは、フル出場で頼むよ」と言ってきた。あまりにも真剣な顔だったので断りきれず了承してしまった。練習もしないで参加するのは恥ずかしいと思い、1年生の生徒を1人誘って、昼休み練習をすることにした。普段は常にスリッパを履いている私が、運動靴で外に出てサッカーボールを蹴っていると、鬼ごっこやのぼり棒遊びをしていた1年生が集まってきた。約20人の1年生に見守られながら、シュート練習をした。最初はおとなしく見ていた1年生も練習に参加するようになって、私になかなかボールが回ってこない…。結局、その日の私の練習はシュート5本だけで終わってしまった。
 練習にはならなかったが、昼休みに運動場で子どもたちと遊んだのは教員になって初めてだった。そして授業ではおとなしい生徒が、サッカーで見せた笑顔が忘れられない。自分が子どものころは、昼休み遊んでくれる先生がいたことを思い出した。勉強ができなくても学校は楽しかったはずだ…。そんなことを思い出させてくれた笑顔に感謝しながら、これからもその笑顔を見られるような学校を作るために青年部員のサッカーの練習は今日も続くのであった。

(ペンネーム:左フォワードを任された男)

■ちょっとよさげな話・その4 「2学期最後の授業で・・・」
 県北の中学校で数学の授業を担当している私は、日ごろから生徒に、「何事にも興味を持って、それを解決するために努力することが大切である」と言って生徒たちの質問に対しては誠実に答えるようにしている。1年生のある学級の2学期最後の授業で、私はある生徒に個別指導を行なっていたとき、事件は起こった。まだ夏用のジャージと半袖のポロシャツを着て授業をしている私のオシリに普段感じることのない感触が・・・・・。ジャージが破れてしまったか?という不安を払拭すべく、後ろをふりむいた私の目に、信じられない光景が飛び込んできた。何と、ある男子生徒が私のオシリに定規をあててサイズ(横幅)を測っていたのである。なぜそんなことをしたのか聞いたところ、生徒の答えは「前から興味があったから・・・」というものだった。教室は大爆笑。パニックになった私は、「そんなことは先生にするのはいいけど、女子生徒には絶対しないように」という意味不明な指導をしつつも、「何センチあった?」と聞いてみた。その答えが「44センチ」という驚異的なものだったので、またも教室は大爆笑。楽しもうと思っていた、私の2学期最後の授業は大爆笑の中、あっけなく終わってしまった。
 その時のことを、職員室で話したら、職員室も大爆笑。誰も私に同情してくれませんでした。それどころか、その生徒が所属する部活の先生がその生徒に対して「横だけ出なく縦も測れ」という指導をされたようで・・・・・・
 もうすぐ、3学期が始まります。縦のサイズをいつ測られるかという小さな不安と大きな期待、そしてオシリの縦のサイズとはどこの長さか?という大きな疑問を抱きながら、新学期を迎えます。
 今年も、生徒の質問・疑問に体を張って答えて、忙しい学校現場に笑いを届けるべく、青年部員の孤独な戦いが始まる・・・・
(ペンネーム:大きなオシリさん)

■ちょっとよさげな話・その3
 7月に入れば『鹿児島の北海道』と呼ばれるY町もかなり暑い。子どもも職員も「あー、早く夏休みにならないかなあ」なんて声があちこちから聞こえる。その日も朝から暑かった。いつものように教室にはいり、「おはよう」と声をかけたが、「ぉはょぅごさぃ・ま・・すゥ」と元気がないあいさつがポツポツ返ってきた。(朝ぐらい、明るく気持ちよくスタートできないものかなぁ・・・)
 教室に活気もないまま朝の会がスタート。日直が抑揚のない声で「朝のあいさーつ、きりーつぅ」といった時だった。学級代議員のNさんが一言。
「あっ、先生の靴下間違ってるぅー」
 自分の足元にこどもたちの視線が集中する。わが足元を見ると右が水色のストライプ、左が青のストライプの靴下が・・・。ユニクロで3足組690円で買った色違いの靴下だった。私の裸眼視力は0.1以下・・・。そう言えば朝慌ててたっけ。
 「先生、だっせぇー」
 「ふつう、気付くよ」
 「職員室で誰も教えてくれなかったの・・?」
 教室は大騒ぎ+爆笑の渦、あまりの騒ぎにとなりのクラスの担任まで何事かと様子を見に来る始末。職員室でも話題になり、「いやー、さすがTっち。わが身を呈してクラスの雰囲気をなごませるなんて・・・」と言われた。いや、めっちゃ恥ずかしかったんですけど。でも、クラスの雰囲気が180度変わったからいいか。開き直って、その日は1日中その靴下で過ごし笑いを提供してみた。こんなくだらない笑いが、今の学校には必要なのかも。

(ペンネーム・かぼちゃの種)

■ちょっとよさげな話・その2
 小学校1年生の女の子が、ある日真剣な顔をして悩んでいました。「どうしたの?」と聞くと、なんと恋のお悩みでした。折りしも時期はバレンタインデーの翌週。「バレンタインデーに、Aくんのお家にチョコレートを渡しに行って告白したの。返事は今度でいいよって言ったんだけど…次の日から学校に来なくなっちゃったの」と真剣です。実はAくんは、バレンタインデーの翌日からインフルエンザで出席停止になっていたのですが、彼女は、自分の告白のせいで学校に来なくなったのではないかと悩んでいたのでした。7歳児の恋の話と バカにしないでください。彼女はいたってまじめなのです。
 それにしても7歳児に恋の相談をされて、自分の恋話が何も無いのに気づかされ、ちょっと惨めな瞬間でもありました…

(匿名希望)


■ちょっとよさげな話・その1
 持久走大会の後、その日のうちに記録賞を渡してあげたくて、給食時間に硯と筆を出し、名前を書いていました。全部の記録賞を書き終わり片づけをしていたときです。やってしまいました!!墨汁の容器を倒し、机一面にぶちまけてしまったのです。ぼう然とする私。気がついたときには、クラスの子どもたちが雑巾を持って後片づけをしてくれていました。そして、私が雑巾を持ってきたときには、後片づけはすべて終了していました。
 担任がおっちょこちょいだと子どもたちはしっかりするんだなあ…と、自分に都合よく納得してしまいました。
(ペンネーム・ぽっかぽか)




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